BPO
2016年04月20日
2016年01月15日
2015年10月18日
2015年04月14日
2015年02月16日
お笑いBPO 1月号

ソーセージ!
年末、正月特番、邦人拉致の件。昔ほどテレビの影響力はありません。今はネットの方が大きいように思えます。
番組全般
【取材・報道のあり方】
・「イスラム国」による日本人人質事件のニュースで持ちきりだが、騒ぎ過ぎは何の利益にもならない。それどころか犯人の思うつぼだ。特に、「首相の対テロ支援発言が我々を身代金要求に駆り立てた」などとする犯人側の理不尽な言い分を鵜呑みにして、「首相の発言が彼らを刺激した」などと安易に伝えるのは愚かなことだ。軽率な報道をすればするほど、日本政府の足を引っ張ることにもなる。人質の解放に向けて難局が待ち受けているのだから、報道の仕方を改めるべきだ。共産党の池内議員がツイッターで、イスラム国を批判せずに安倍総理を批判していたのを思い出しました。これには、さすがの志位委員長の怒りを買っていました。
・「イスラム国」の日本人人質の報道ですが、人質を座らせ声明を出している動画を見てしまい、不快な気持ちになった。なぜモザイクもかけず、放送で何度も垂れ流すのか。それこそテロリストの思う壺だ。見たい人だけユーチューブなどで見ればいい。テレビでは最小限にしてほしい。衝撃的な映像ですが、事実を直視しないと行けません。別にTVで放送せずとも、誰でもネットで観られる時代なので思う壺にはなりません。
・「イスラム国」に拘束されている2人の日本人の話題を取り上げているが、「政府は2人の解放のために一生懸命やっている」というだけで、詳細は報道されていない。何をどのようにしているのか、裏付けや根拠もない報道ばかりで嫌気がさす。さらに首相の2億ドルの支援についても内訳すら発表しない。国民が知らないうちに首相が支援を表明しただけである。調べもしないでただ流すだけでは意見が深まらない。報道のあり方を今一度考えてほしい。何故、国民に発表しないといけないのか。発表するという事は全世界に誘拐犯の交渉内容を公開することになります。たとえ解放されてたとしても公開する必要はありません。
・若い女性の殺害事件のニュースを見た。その中で、被害者女性が元交際相手に送った手紙の原本を読み上げていた。家族などに許可は貰っているとは思うし、元交際相手が情報提供したものを放送しただけなのかもしれないが、自分が好きな人に向けて書いたラブレターを公開されることは、亡くなったとはいえ屈辱的だと思う。死んだ人には個人情報はないのだろうか。ありません。但し亡くなった本人に対してだけであって、生きている人の内容に関わる部分は当然、適用されるでしょう。
【番組全般・その他】
・バラエティー番組でタレントとプロ野球選手が野球のゲームをやっていたが、その際、試合延長を土下座でお願いする場面があった。昨今、巷ではクレーマーが店員などに土下座を強要する事件が増えている。もしかしたらこのような番組の影響が大きいのではないのか。土下座の頭の下げ方に対する嫌らしい文句といい、見ていて不愉快だった。毎年恒例の、とんねるずの正月特番「夢対決とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の野球対決の件。これは、お決まりで負けチームが「泣きのお願い」として土下座をするシーンのこと。これは、あくまで演出としてであって真剣に土下座をしているわけではありません。
・雪山のリゾート地で落とし穴を作ってどっきりを仕掛けていた。以前、テレビ番組を真似して若い妻が夫を落とし穴に落とし、結局夫婦ともに亡くなるという痛ましい事故を思い出した。番組では専門家監修のもとにやっているのかもしれないが、素人が真似をしてまたあの事故のようなことになるかもしれない。下にはウレタンを敷き、安全には配慮していましたね。
・オタク文化を取り上げた番組だったが、丁寧な作りでとても良かった。昨今はオタクに対する偏見を煽るような放送が横行しているが、この番組は色々な生活を送る人たちの様子等を紹介したり、ルール順守の姿勢で楽しみの場を守ることなどが伝わって、素晴らしかった。NHKで放送したコミケ特集のことかも?
・若者たちの恋愛観という話題の中で、「リア充」という言葉が飛び交っていた。若者には当たり前の言葉かもしれないが、50代の私には、何のことか全くわからない。同世代、あるいは上の世代の方の中には、他にも私のような感想を持った人間がいたのではないか。若者言葉には、せめてテロップできちんと説明をしていただきたい。全世代に分かるように作るのは難しい。逆に年配者しか使わない言葉もテロップを行けるようになったら、画面がうるさくなりそうなので勘弁して欲しい。
・深夜アニメだが、その内容に唖然とした。少女が軍艦に変身し、実際に戦闘行為を行うシーンがあり強い嫌悪感を覚えた。社会では「戦争」という言葉にぴりぴりしており、アニメというジャンルを考慮したとしても、不謹慎な番組内容に憤りを覚える。艦これ!。「戦争を賛美するアニメ」とか「軍靴の足音が聞こえてくる」...と社民党がネタにしないように願います。
【ラジオ】
・ラジオ離れを懸念する放送局が多いが、同じ投稿者のハガキや便りばかり読むのではなく、老若男女問わずに様々な人のネタや便りを読むべきではないのか。常連投稿者のお陰で成り立つ番組もあり、排除しろとは思わないが、あまりにも同じ人たちのネタで固まりつつあり、聴いていて苦痛だ。あなたもハガキを出して上げて下さい。たぶん投稿してくれる人が少ないのでしょう。
【CM】
・「たった短期間でこの身体」と謳うダイエットジムのCMだが、誇大広告ではないか。同じ期間、同じことをやってもどのくらい痩せられるかどうかは人それぞれ異なるし、短期間で簡単に痩せられるなら、世の中肥満の人はいないだろう。また太っている人をないがしろにしていないか。赤井英和の体は衝撃的ですね。実際に数ヶ月で痩せたらしいです。しかし、しっかりとしたカウンセリングに基づく運動と食事などの指導があっての事らしいです。
・シャンプーのCMで、著名な外国のサッカー選手が出演している。彼の身体に刺青があるが、思春期の子どもが起きている時間帯に見せていいものではない。試合で一瞬見える刺青とは訳が違う。ブラジルのネイマールがスカルプDを使って、頭をワシャワシャしているCMですね。
青少年に関する意見
【BPOに関する意見】
・私は深夜だからこそ許される表現もあると考えている。ある程度の性的表現が含まれる番組は深夜に帰宅するサラリーマンの数少ない娯楽であり、番組を楽しんでいる視聴者は苦情を言うことはない。少数の苦情を基に表現を規制する方向で議論すべきではない。御意。
・私の幼い頃は、親と一緒に性的なシーンを視聴する中で恥じらいの気持ちなどを覚えた。限度はあると思うが、性的なシーンがあれば見なければいいし、親が注意すればいいことだ。BPOの委員長コメントを受けて、各局が放送内容を規制する方向に進まないことを望む。賛否両論ですね。落としどころとしては、先の意見のように時間帯を考慮することで決着してほしいです。
・放送番組での性的表現は不快である。公共の電波での性的表現は慎重に行うべきであり、青少年委員会が各放送局に議論を求めたことを評価する。
【「暴力・殺人・残虐シーン」に関する意見】
・子ども向けのアニメ番組で、主人公がカードゲームの相手役に殴られたり蹴られたりするシーンがあった。審判役からの注意もなく、ゲーム中なら何をやってもいいとの間違ったメッセージを子どもに送ったことになったのではないか。リアルで暴力はいけませんが、ゲームの中のルール内では容認でしょう。
【「いじめ・虐待」に関する意見】
・年末のバラエティー番組で、おしおきと称して暴力と体罰を正当化し、それを"笑い"として放送していた。青少年に極めて高い人気を誇る番組内で暴力を容認しているのは問題だ。浜田アウト!
★関連リンク
・2015年 1月に視聴者から寄せられた意見
(BPO放送倫理・番組向上機構)
2015年01月12日
お笑いBPO 12月号

アイスやすっ!!
先月のBPOの集計が出ました。選挙の事が多かったですね。
番組全般
【取材・報道のあり方】
・衆議院選が始まっているが、政治に関するものをほとんど放送していないように感じる。放送局に圧力をかけているという記事を読んだが、その影響をうけているかのようにも思える。また、任期が残っているのに、700億円もかけて解散選挙をする理由が分からない。国民がきちんとした判断ができるように、各党の主張などを報道してほしい。政権に遠慮しているかのような放送は如何なものか。あまりにも野党寄りの報道内容に「公平に報道してほしい」と要望を出した自民党。別に圧力を掛けたりはしていないし、当たり前の事を言っていると思います。そして衆議院を任期満了まで解散しない例は過去、数回しかありません。野党寄りの視点に立てば、こういう意見が出てくるのは仕方がないのかも。
・男性俳優が亡くなったことを伝えていたが、「晩年は反戦争・反原発を訴えていた」などと紹介していた。偉大な俳優ではあったが、決して思想家でも政治家でもなかったので、違和感を覚えた。今日から衆議院議員選挙公示なので、ある政党の後押しでもしているかのように感じた。高倉健ではなく「菅原文太」の方です。反戦争については賛成ですが、反原発は代替電源が確保できない現状では賛成しかねます。
・総選挙の結果について、過去最低となった投票率と関連付けて述べた上で、"民意を反映しない選挙結果"との印象を与える報道内容に疑問を感じた。数値を用いた説明については、数値の確かさ、正当な比較対象の明記などを各局では周知徹底していただきたい。送される情報によって視聴者が誤解することがないよう求める。選挙が終わるといつも「民意が反映されていない」と主張するマスコミ。自民党が勝つのが気に入らないのと、投票率が低いのをミックスして都合の良い報道をしています。毎度の事です。
・種子島から発射した「はやぶさ2」に多くの税金を費やしたそうだ。そのはやぶさの話題から、突然司会者が「今回の総選挙は700億円かかる」と言いだした。選挙に多額のお金を投入すべきでないという発想らしい。これは民主主義の否定だ。この司会者は個人的で、勝手なコメントが多い。思いつきの発言は慎んでほしい。比較分野と対象が全く違う。
・大雪で孤立した徳島について、「"IP電話"が不通のため連絡できずに死亡した」と報じている。いまどきのほとんどの電話は電源がないと通話ができなくなることを知らないのだろうか。他局では「停電で連絡が取れない」としている。まるで"IP電話"だから連絡が取れず死亡者が出たかのような報じ方だった。若者ならケイタイを持っているので、待ち受けなら数日大丈夫ですし、ダイソーなどで売っている電池から充電出来るヤツを持っていれば問題ありません。こんな想定外の時の電源確保のためにUPSなどの装置が必要ですね。
・南海地震についての報道がしつこい。いざというときのための心構えが必要であることは分かるが、それにしても頻度が高すぎる。不安を煽っているだけだ。地域のニュースをメインとするなら、もっと明るい話題にしてほしい。東日本大震災のトラウマが抜けきっていないのに、毎日のように南海地震と言われてつらい。しつこいかも知れませんが東北もチリ地震の津波から忘れた頃に津波があり大きな被害がありました。阪神淡路大震災も20年、忘れてはいけません。備えのために、啓発のために繰り返し節目ごとに報道するのは減災のために有効だと思います。
・即席麺にゴキブリが混入していた食品会社の対応を取り上げていた。この会社は商品の自主回収をしている。私は誠意をもって対応していると思うが、番組では批判的だった。いたずらに食品会社を貶め、誤解を与える発言は慎むべきだ。御意。来月、マクドも含めて同じ事が紹介することになると思います。その際に。
・東京駅で100周年記念スイカを販売したニュースで、現場では販売中止に大混乱し罵声や暴動が起こっていたのに、「完売した」と何事もなかったかのように報道していた。また、徹夜は禁止されていたのに、徹夜して購入した人にインタビューしていた。徹夜禁止をその報道機関は知っていたのかという点。それによって、批判の度合いが変わります。それにしてもヤフオクの転売屋は、えげつないですね。
【番組全般・その他】
・ヘリコプターと新幹線がスピード対決するという企画だった。ヘリを飛ばすにもかなりの金額になると聞いたことがある。それを東京から仙台までの距離を、ヘリコプターがスピードを出して飛んでいた。周囲の住民にも騒音被害があったはずだ。観ました。費用は放送局負担なので問題なし。騒音はホバリングで何十分も留まる訳でもないので問題なし。
・今回のフィギュアNHK杯関係の放送には不満を感じる。特定の選手の話題があまりにも多すぎる。中国杯での怪我があって云々ということは分かるが、それにしても他の選手の話題はほとんどなかった。特に優勝した選手はあまり知られていないので、彼のことをもっと知りたかった。それなのにほとんど報じず、いかに話題の選手が大変な怪我を乗り越えて出場したかという、みんな知っていることばかりだった。他の選手は無良、村上大介。女子に至っては村上佳菜子くらい。やはり実力と人気は羽生が抜きん出ています。羽生が話題の中心になるのは仕方がありません。
・不倫スキャンダルで世間を賑わせた女性タレントが出演していた。謹慎中に不倫ドラマにはまっていたそうで、「応援して見ていた」と発言していた。自分がしでかしたことの重大性がわからないのか。この発言を聞いた高校生の娘は「不倫って良いものなんだね」と言っていた。高校生にこのような感想を持たせてしまうことに、親として怒りを覚える。自宅に男を連れ込んでて、取込中に旦那帰宅で離婚した、バカ矢口のことですね。誰しもホテルで密会すれば良かったのに、と思ったはずです(笑)
私も「不倫」という言葉を勘違いしていました。「台風一家」「お食事券」のように(笑)
【ラジオ】
・ラジオショッピングの、宣伝販売のやり口が汚い。『松前漬け3種』を購入したが、番組では「全てに相当な量数の子が入っており、お値打ちだ」と言っていた。確かに2種類はまともに入っていたが、あと1種類はほとんど入っていなかった。1万円近くも払ってしまった。1種類だけ返してやろうとしたが、それはダメとのこと。苦情は言ったが、「以後気をつけます」といわれた。明らかに誇大広告だと思う。さあ、どれでしょう?http://goo.gl/ddh7pI
青少年に関する意見
【「性的表現」に関する意見】
・夕方の時間帯での放送にもかかわらず、主人公がヒロインのスカートをめくって下着が見えたり、女性キャラクターが胸を強調した服を着るなど、性的なシーンが多いアニメ番組がある。子どもの健全な成長に悪影響を及ぼすと思われるので自重してほしい。子供の健全な成長には、ある程度必要です。性に関して潔癖症にならないためにも。
【「表現・演出」に関する意見】
・バラエティー番組で、アイドルグループが解散するかのような"どっきり企画"があった。「解散する」と騙されたメンバーの中には未成年者も多くおり、人間不信に陥らないか心配である。そんな事で人間不信になるような人は、オーディションで落とされるか、既に芸能界から去っています。
【「編成」に関する意見】
・素人の歌唱力を競う歌番組で、夜9時以降に未成年者が生出演していた。出演者について労働基準法上の問題がないことは承知しているが、番組を見ていた子どもたちが、夜の時間帯に出歩いてもいいと思ってしまうことも考えられるので、夜の遅い時間帯には未成年者を生出演させるべきではない。法律に触れていないのなら良いのでは。倫理的な問題から言っても、それを観て夜間外出がOKと判断する子供がどれだけ居るのか。子供をバカにしすぎです。
★関連リンク
・2014年12月に視聴者から寄せられた意見
(BPO放送倫理・番組向上機構)
2014年12月14日
お笑いBPO 11月号

幻の仮面ライダー3号の映画が来春公開らしい
お待たせしました。投票終了時間まで自重しておりました。
日頃「偏向報道している」と言っているにも関わらず、当記事へのツッコミ(笑)が入るのをさける為に意図して遅らせていました。ご勘弁下さい。
番組全般
【取材・報道のあり方】
・安倍首相が北京での会見で「解散は何ら決めていない」と発言したにもかかわらず、テロップでは「もう解散は止まらない」「政権与党が無駄な税金を使おうとしている。国民は怒るべきだ」と解散ムードを煽り、政権に対するイメージを少しでも悪くしようとしている。中立な報道をしなければならないテレビ局がこういう煽り方をすることは如何なものか。今回の解散風の一員に報道が一因になっているのは明白です。各社に公平な選挙報道を申し入れた自民党の言うのも、ある意味納得できる。
・福島の原発事故は災害ではなく人災だ。今もなお、東日本大震災による原発事故の放射能に脅え、帰宅できずにいる被災者がいることを忘れてはならない。それにもかかわらず、原発に携わった人間の責任を追及する番組は未だに放送されていない。二度と同じ過ちを起こさないよう、責任を徹底追及する番組を作るべきだ。津波が無かったら事故は起こらなかった。災害でしょう。円安に振れて、電気代が上がっている。感情に訴えるだけではなく現実を見よう。
・沖縄県知事選の結果を受けて、県民の街頭インタビューを放送したが、選挙の争点だった基地移設に「反対」する意見のみだった。これでは県民がみな、辺野古移設に反対であるような印象を受ける。移設推進派の人の「賛成」意見もあったはずだ。賛否両方の意見を放送しないことは、世論誘導につながる。普天間基地の地主が辺野古への移設を反対しているらしい。理由は借地代の収入が無くなるから。そんな事も報道してほしい。
・韓国人による対馬の仏像窃盗事件に対する司会者の言い分があまりにも不愉快だった。仏教の「執着を断つ」という話を絡めて、まるで盗まれた日本側が、お金の為に他人のものを平気で盗む犯罪者を許せと言っているようにも聞こえた。法治国家としてあり得ない考え方であり、唖然とした。テレビ朝日「報道ステーション」古館の発言です。韓国人たちが対馬で泥棒をしたのは変えられない事実。
【番組全般・その他】
・脳震盪が疑われる状況で競技を行ったスケート選手は、他の競技であれば継続を停止させられたかもしれない。傍目には感動的かもしれないが、出場を強行したことは決して美談にはできない。今後の競技生命にすら影響が出かねない。中継も完全に感情移入してしまい、正常な判断ができていないように見えた。この状況が如何に重大であり、慎重に対処しなければならないかをしっかり伝えていただきたかった。いたずらに視聴者に「感動」を植え付け、今後似たような状況で、より重大な事故が起きるかも知れない。これには賛否両論がありますが、羽生自信とコーチが決めた事なので、周りがとやかく言う必要はないと思います。それにしてもグランプリーファイナル2連覇はアッパレ!
・ノンフィクション本に基づいての再現ドラマだった。私は関西在住で、彼の大ファンだったので楽しみに見た。番組が終わり、あまりにも美談で綴られた再現ドラマに、家族一同釈然とせず腑に落ちない気持ちになったが、壮絶な癌の闘病生活に涙せずにはいられなかった。しかし、この本は虚偽に塗り固められた取材によるものだといわれ始めている。真偽は今のところ定かでないが、仮に番組が虚偽の物語をノンフィクションと偽り放送したため、沢山の方が本を買ったとなると、責任問題になるのではないのか。たかじん本の件。全国向けにはTBS、関西はテレビ大阪。それぞれ売るがための演出が上手かった。これこそ商売、百田尚樹は儲かったな。
・レギュラー出演者が、「アダルトビデオのナンパものが今は好きだが、数年後は痴漢ものに好みが変わっているだろう」と発言していた。痴漢は犯罪だ。苦しんでいる被害者がたくさんいる。冗談で口にすることではない。そういった種類のビデオが規制されない理由は知らないが、バラエティーのテレビ番組で取り上げる話ではない。犯罪に対する意識が低い。毎週楽しく見ていたが、がっかりした。テレビで何も言えなくなりますね。それを言うなら、Tカードを運営するTSUTAYA店舗のアダルトコーナーは犯罪を助長するような表記だらけです。
・「呪い代行業者」について特集していた。代行会社という詐欺を行っている会社を追及するのかと思いきや、実際に呪いの代行を行っている人を登場させ、呪いが実際にあるのかどうなのか、討論するという内容だった。呪いは宗教とは違うが、信じるか信じないかは人それぞれであり、「あなたが知らない間に呪われているかもしれない」と不安を煽る番組を放送することはいかがなものか。ちなみに呪いによって人を殺したとしても罪にならないらしいです。(但し、呪いをしている本人に言うと脅迫罪になる恐れがあるらしい)
・「セクシーな写真集に恥ずかしがる犬」というのを紹介していたが、たしかにセクシーな写真集を見せると前足で顔を隠し、恥ずかしがっているように見える。しかし、写真集を見せるときに、犬を抱いている飼主が後ろから意図的に息を吹いている様子が分かる。つまり、息を嫌がった犬が前足で頭を触る行動を、番組では"恥ずかしがる"としているのだ。もはや演出の範疇を超えている。「曲に合わせて歌う犬」というので観てみると実際は、吠えてるだけというのが多々あります。真面目に考えたら負けです。飼い主の自慢のお犬様を生暖かく観てあげて下さい。
【ラジオ】
・私は視覚障害者なので、「大相撲九州場所」をラジオで聞いている。音声だけでは、力士の大きさなどがわからないので、力士一人一人の年令や出身地、身長体重を言葉で紹介してほしい。私も時々ラジオで聞きますが、あれだけ事細かく実況をしている上に、そんな注文まで出したら、うるさくなってしまいます。場所中、毎日聞いているならば、だいたいの特徴は予備知識で身につけておきましょう。
・CMの途中で、「緊急地震情報」の一部と同じ音声が流れている。気をひかせようとしているのだと思うが、とんでもないことだ。「緊急地震情報」に類似した音声を流すことは、国民の安全のために絶対禁止するべきだ。NHKラジオですね。私も一瞬ギョッとします。でも、注意喚起としては仕方がないなと思います。
青少年に関する意見
【「表現・演出」に関する意見】
・深夜のアニメ番組の表現規制が厳しいと感じている。少年剣士を主人公としたアニメなのに、斬られた箇所さえ分からず、違和感がある。幼い子どもが視聴する時間帯ではないし、原作の読者層から考えても善悪の判断がつく視聴者層であると思われる。不要・過剰な表現規制は作品の質の低下を招くので、やめてほしい。深夜アニメの規制反対!
【「その他」】
・子どもに人気の高いアニメ番組に出てくる、猫の妖怪のキャラクター設定について懸念がある。当該キャラクターはチョコレート菓子が好きという設定だが、本物の猫にとってチョコレートは毒物である。子どもたちが「猫はチョコレートが好き」という誤った情報を基に、本物の猫にチョコレートを与えてしまうと猫の体調に重大な悪影響を与えることになってしまうので、注意を促すべきだ。御意。
★関連リンク
・2014年11月に視聴者から寄せられた意見
(BPO放送倫理・番組向上機構)
2014年11月09日
お笑いBPO 10月号

美味しくなかったけど、懐かしい気分。 (場所)
番組全般
【取材・報道のあり方】
・台風により、JR西日本が運行中止にした件を取り上げ「市民の足なのに、なぜこのような決断をしたのか」「徐行運転でも良かったのではないか」等と非難していた。台風が来る前に「史上最大級の台風が来る」とマスコミが大騒ぎしたことも、この決断を促した要因だと言える。にもかかわらず、台風が通り過ぎて被害が少ないとわかった途端、批判するテレビ局の姿勢は腹立たしい。被害が少ないとはいえ、犠牲者も出ているのだ。JR西日本の京阪神地区における事前予告による運行中止について、事後の聞き取りによると7割以上が「良かった」との回答でした。
←「予告運休、7割「良かった」 JR西の台風対応 (朝日新聞)」
結果論で非難するのは良くないと思います。たとえ空振りでも勇気ある行動でした。ただ台風の影響が軽微だと分かった後は動かすべきという意見もありました。
・「御嶽山噴火」のニュースの中で、各局とも「心肺停止」という言葉を使っている。しかしこの言葉では、蘇生の可能性があるかのように聞こえてしまう。放送局に問い合わせたところ「警察発表によるもの」との回答だったが、納得できない。死亡が明らかであれば、他の言葉を使った方が良いのではないか。実際は死亡していると思いますが、医者が確認しないと「死亡」とならないようです。別に「死亡」認定を急ぐ必要性もないのに、この人は問い合わせまでしている。何故、認定を急がすのか不明。
・日本人3人がノーベル物理学賞受賞と報道している。しかし1人はアメリカ国籍であり、日本人ではない。それをないがしろにして日本人と言ってはばからないマスコミの人権感覚は、他の人権に対する考え方にも鈍感であるということだ。正確には日系アメリカ人だ。世界の報道では、日本人3人ではない。日本は二重国籍を認めていない。国籍を変えることは、当事者にとってかなりな決意を持つわけなのに、マスコミはそういう思いも無視してノーベル賞ではしゃぎまくっている。最近は「日本の科学者3人」というマスコミが多いですね。今月授賞式があるので、その時また注目しましょう。
・「記事訂正問題」に関連して、あまりにその新聞社へのバッシングが多い。出演者全員が「潰れてしまえ」とでも言わんばかりの発言をしており、その姿は面白がっているようにも見える。偏った内容は世論のミスリードを招きかねない。公平・公正な放送を望む。朝日新聞の件。訂正はしたものの謝罪が一切ないからです。自分たちが今まで記者会見などで「謝罪の言葉は無いのですか」と再三質問していたのに、当事者になると黙りです。これは仕方がないですね。
・大学生がイスラム国へ戦闘員として参加しようとしていた、との報道があった。その求人チラシが秋葉原にあったのだが、その時「アニメ・ゲームで有名な」と話していた。このような表現ではあたかも「アニメやゲームを嗜む人が、イスラム国に対して肯定的」と捉える人が出てしまう。このような報道の仕方は、不適切ではないか。ただ「秋葉原にある古書店の店頭に提示されていた求人広告を見て」と報道すればいいだけの話ではないのか。「電気製品、無線パーツで有名な」とは言ってくれないのが、一抹の寂しさを感じます(笑) やがてアキバは「家電製品が安く買える電気街だった」と言っても信じてくれない人も出て来そうです。
・阪神タイガースがクライマックスシリーズを制し、日本シリーズ進出を果たしたことを取り上げていたが、道頓堀川への飛び込みのことを真っ先に取り上げていた。川への飛び込みは行政が厳しく規制する危険な行為であるのに、煽っているとしか思えない。阪神タイガースの日本シリーズ進出=道頓堀川への飛び込みという、短絡的な発想はやめるべきではないか。これは1985年から続く浪速の悪しき習わしです。
・川内原発の再稼働の状況を報道していた。はじめに御嶽山の噴火の映像からはじまり、南九州における巨大噴火のイラスト、つぎは住民説明会で反対意見を紹介していた。あげくのはてに「住民の説明に対応していない」と断定した。一方的な見方で視聴者を洗脳しているとしか思えない。サンデーモーニングは、賛成をしている人たちも取り上げて欲しい。辺野古も同様に。
【番組全般・その他】
・出演者だけが楽しむ番組はもううんざりだ。ギャラだけでなく、クイズで勝ち残ると賞金が出るというシステムは視聴者向けの番組ではない。タレントが参加するリレーでは、誰が勝つかを他のタレントが賭け、そこでも賞金が発生するというギャンブルのような不愉快なゲームもあった。出演者だけで楽しむことを放送する必要があるのか。芸能人は高いギャラを貰っているのに、クイズは賞金だらけで、一般人への嫌みなのかと思う。今や視聴者参加型クイズ番組と言えば「アタック25」しか思いつきません。予選が大変ということもありますが、何だか寂しいです。
・番組内の天気予報を、アイドルが読んでいることに違和感を持つ。なぜ気象予報士ではなくアイドルが読む必要があるのか。アナウンサーならまだしも、気象予報士の資格も持たないアイドルが台本を渡され、天気を伝えるのではなく、ただ読むだけの天気予報など価値がない。天気予報というより「アイドルを映すためのコーナー」でしかない。ニュースを扱う番組で場違いだ。TBS「ひるおび!」でAKBのメンバー数人で回しています。通常の天気もアナウンサーが原稿を読むだけなので別に変わりません。場違いの意味が分からない。
・"結婚式のお金のカラクリをバラす"というコーナーがあった。私は元ブライダル業界の者だが、その放送内容に納得が出来ない。「プランナーはお客様の見積もりを引き上げることばかり考えている」や「持込のアイテムに対して多額の持込料を請求している」「リサイクルショップで1万円で売っているドレスを高額でレンタルしている」など、そういった事実がある式場もあるかもしれないが、すべてがそうではない。この番組を見た限りでは、ほとんどの式場がそうであるといっているようだった。持込料に関しても、式場側にもその料金を頂く形にしなければならない事情がある。まるで、ブライダル業界自体が悪徳業者であるかのように放送され、必死に働いているプランナーやその他ブライダル業界の方々にかなり失礼な内容だった。悪徳業者ではないとしても、企業としては売上を上げるために努力はしていると思います。その業界の人間ならば、テレビを批判する前に会社でするべき事があるはず。会社を通じて業界団体に対して問題提起するなど行動をしてほしい。
・「おかえりスペシャル」と銘打ち放送されていたが、そもそも社会・倫理的に不倫問題で自粛していた女性タレントを出演させることは如何なものか。彼女だけではなく、不貞行為をしながら反省をしたらすぐ復帰できる芸能界の体質そのものは、一般社会に良い影響を与えるとは思えない。不貞行為以外も薬物使用など、社会通念上罰せられるべき人間は出演させないという厳しい基準の必要性を感じる。矢口の件。需要はないと思われるので、事務所のセット販売(他の事務所タレントの抱き合わせ出演など)が無ければ、消える方向になると予想します。しかし記者会見の彼女を、ちょっとカワイイと思ってしまった私はダメだなぁと思いました(笑)
【ラジオ】
・中継で、女性蔑視的発言をリポーターの男性がしていた。「本日は台風の後ということで風が強く、ミニスカートを穿いている女性が押さえて歩いている。男性は外に出よう。何故ならばお手軽な風俗状態であるから」という内容だった。深夜枠の放送なら多少の性的表現もあるかと思うが、老人や子どもが聞いている時間帯に、このような放送をしていた。以前も似たような不快な性的表現をしたことがあるリポーターなので、これからも発言することが考えられる。楽しい放送をすることは良いが、限度を考えていただきたい。毎回、同じような意見が上がっているので多分、同じ番組かと思います。これが不快と感じる人もいるのか。
【CM】
・ゲーム制作会社のCMが不快だ。以前は不倫を助長するかのようないかがわしい内容だったが、最近は、妖怪と女性との恋愛ゲームになっている。このCMも前回同様、アニメだが非常にいやらしく、下品なCMだ。なぜこの会社のCMが規制されないのか不思議でならない。「神様はじめました〜ドキドキあやかしLOVE〜」の事では。
青少年に関する意見
【「表現・演出」に関する意見】
・深夜に放送されているアニメ番組の過激な格闘シーンなどで、薄墨のような色合いに修正していることがあるが、過剰な対応ではないだろうか。青少年に見せたくないのであれば、視聴制限などの方法を考えるべきである。見たい人にも配慮してほしい。青少年向けではなく、一般も含めても配慮なのかも。
【「危険行為」に関する意見】
・中学生が主人公のアニメ番組で、自転車を2人乗りして坂道を蛇行するシーンがあった。アニメ番組とはいえ、子どもがまねするおそれもある。危険なシーンは放送してほしくない。二人乗りをアニメの影響と言われてましても...。
★関連リンク
・2014年10月に視聴者から寄せられた意見
(BPO放送倫理・番組向上機構)
2014年10月10日
お笑いBPO 9月号

努力むなしく。
朝日問題、災害報道、アニメ規制などなど。
番組全般
【取材・報道のあり方】
・新聞社の原発関係の吉田調書、慰安婦問題の吉田証言の誤報に関して検証することは、勇気あることだと思った。政府と違うことを言おうとすると、今のメディアはつぶされるのではないかという危機感がある中で、命を懸けて報道している姿勢には感心する。これからも頑張って真実を伝えてほしい。勇気がある、どうのこうのという問題ではなく虚位、模造があった記事に対しての「訂正」をするのは当たり前の事。
朝日、毎日は安保闘争などの時代に政府を批判して部数を伸ばそうと企らみ、その思想、姿勢が今だに続いてきているだけの事でしょう。
・川内原発の記者会見のニュースで、原子力規制委員会の委員長を貶める編集をしていた。司会者が後日「事実誤認と不適切な編集」をお詫びしたが、原発反対の主張に沿うように編集したとしか思えない。世論を誘導し、委員長の名誉を汚す偏向放送だ。また朝日新聞。
・御嶽山噴火に関するマスコミ報道についてだが、震災や広島土砂災害の時も言われたが、報道ヘリが上空を旋回したり、家族へのインタビュー、患者を乗せた救急車の周りに群がるなどの行為があった。もし、自分の家族が災害に遭って同じことをされたらどう思うのか。特に報道ヘリの上空への旋回は、墜落による2次災害、生存者の声が聞こえなくなるなど、大いに危険だ。今までの災害でも問題提起されてきたはずだ。どうしても取材したいのであれば、救助隊にカメラを持たせて映像を提供してもらう方法や、代表取材で十分ではないのか。最近でも広島土砂災害でも同じ意見が出ていました。これは、法律で規制する必要があるでしょう。何せ人命が掛かっているのですから。県知事、地元消防、警察からの要請により飛行禁止。従わなければ、国土交通大臣によるヘリ運用停止1年の命令とか。
・御嶽山噴火関連のニュースの中で、ご主人の安否が不明だという女性のインタビュー映像があったのだが、かなり顔に近づいて撮影していることに違和感を覚えた。今にも泣き崩れそうな女性に対して、覗き込むようにして顔の間近までカメラを向けていた。ご主人のことが心配で心を痛めている方に対して、余りにもひどい。見ていて本当に辛く、腹が立った。今から30年前なら、そういう強引な取材がありましたが、現在でも一部あるのですね。そんな画は視聴者も観たいとは思わないと思います。
・国内で発生したデング熱感染についてニュースで取り上げているが、あまり騒いで不安を煽ることはよくない。デング熱に感染しても一定期間を経ると体内に抗体ができ、重症化する心配がなくなると知った。しかしそのことを一般のニュースではほとんど伝えていない。予防することも大切だが、万一感染した場合にはどう対処するかということを中心に、冷静な姿勢で報道するよう心がけてほしい。デング熱の件。東京の方の話ばかりと思っていましたら、地元で出ました。公園の子供の数が激減しているらしいです。
・デング熱について、正しく報道している局は皆無だ。「東京・代々木公園を封鎖したので大丈夫。人から人への感染はない」と報道しているが、厚生労働省は「人から人へは感染しないが、蚊を介して感染は広がっていく」との会見を行っている。各自が蚊に刺されないように予防する必要性を伝えるべきではないか。もっと危機感を持つように注意を促すことが、テレビ局の任務ではないのか。
不安を煽りすぎるのは良くありませんが、重症化することがあるので来年のシーズン前までに予防法などを周知する必要があります。
・ある会社の新型スマートフォンが発売され、マスコミのネタになっているが、全体でいえばごく一部の商品だ。それなのに長い時間、機能の説明までして大きく放送している。まるで放送局がPR会社になったかのようだ。日本におけるスマホのスタンダードと言えば他にも色々出て来ましたが、未だにiPhoneでしょう。アップルや携帯各社のPR勝ちでしょう。それに乗っかるしかないと思っているマスコミ。アイドルのスタンダードのAKBと同じで、上手い事やっているなぁと感心しています。
・県議会議員の政務活動費不正支出に関する過剰な取材が不快だった。数人で取り囲んでつきまとい、大きな機材をかついで公共の場所で追いかけ回すなど、危険を省みない傍若無人な取材は目を惹いた。これも"報道の自由"という言い訳で許されるのか。逃走する県議に向かって「県民は納得しませんよ」と叫んでいたが、あのような強引な取材こそ納得できない。各番組の出演者は、県議のドタバタを批判していたが、取材も含めてのドタバタ劇に見えた。走り回って逃げる人と追いかける人。トムとジェリーみたいな構図でしたが、兵庫県議は色んな人材がいますね。
【番組全般・その他】
・「アニメに規制は必要か?」と題した特集スペシャルだった。この中で、「アニメが好き」という特定の趣味を持つ人々に対し、差別的・偏見的とも取れる一方的な批判がされていた。多様な趣味がある中で、特定の趣味だけを徹底的に批判する構成は異常である。多分色々な批判が巻き起こるだろうと分かっていての炎上商法の企画でした。
・アニメを規制すべきかどうかなど、オタクについての放送だったが、何の根拠も出さずに「アニメオタクから犯罪者が生まれるから規制すべきだ」や「アニメオタクには彼女がいない」など、さも全員がそうであるかのような発言が多く、差別的で気分が悪くなった。番組構成もオタクが悪く見えるようにゲストを選んでいて、公開処刑のようだった。趣味をバカにされて嫌だったし、そういうことは個人の自由だと思う。
・「アニメや漫画は規制すべきか?」などをテーマにしていた。私は美少女漫画業界で仕事をしている。そんな私から見て、「アニメや漫画にハマる男は犯罪者予備軍」や「アニメ好きは勉強もできず無職」「自衛隊募集のアニメ絵ポスターで入った人はへこたれる」という決めつけや、「フィギュアが好きな男はおかしい」という発言は短絡的な言い方で、見ていてとても不快だった。私はこの仕事をプライドを持ってやっている。この業界で仕事をしている人間の名誉を傷つけている。この業界に関わり家庭を養っている人間すべての人が、まるで犯罪者予備軍を作っているかの内容で、とても傷ついた。好きな番組だっただけに残念だ。まさか好きな番組を見て傷つくとは夢にも思わなかった。
影響を受けるのは多かれ少なかれあるのは事実でしょう。しかし、実行に移すかどうかは人間個人の問題になってきます。2時間の殺人ドラマで描かれているアリバイ工作、よく考えられているなぁと毎回感心してしています。果たしてこのドラマを観ている人は、これを実行に移そうと考えている犯罪予備軍なのでしょうか。車好きの人は暴走族予備軍、パソコン好きの人はサイバー犯罪予備軍、飛行機好きの人はハイジャック予備軍。無理矢理当てはめようと思えば色々考えつきます。
つまり人それぞれです。他人の趣味を批判するのはやめましょう。
・暴走族を取り上げていた。その映像はオートバイで爆音を出したり、警察の車に体当たりするものだった。私が住む地域は高速道路やパーキングに近いこともあって、暴走族の抜け道になっている。半年から1年かけて県警の協力のもと取り締まることが出来たばかりである。この放送をきっかけに、また爆音を出し蛇行運転をする暴走族が出始めた。暴走族対策をまた一からやり直しかと思うと腹立たしい限りだ。警察24時などは楽しみに観ています。これも前項と同じ理屈で、模範するか否かは番組と関係ありません。個人の問題です。その新しい暴走族は番組に触発されたと言い切れる質問者は、すごいカンをしていますね。
・スポーツはリアルタイムで見たい。現在進行中の複数の試合の映像を編集することが大変なことは理解できるが、余りにもひどい。なぜ生で見られる競技を中継せず、録画した試合を放送するのか。せっかく楽しみにしていたスポーツの大会なのに、見ていてストレスが溜まる。TVの隅にある「LIVE」という文字が見分けるポイントです。また、Yahoo!スポーツに、リアルでやっているモノが載っているので、そこを参考に。
・公共の電波を使って、女性アナウンサーの結婚という、個人的なことを放送していた。単なる社員の結婚を、朝の情報番組で取り上げる必要があるのか。"卒業"と表現しているが、単なる異動ではないのか。周りがちやほやするから、アナウンサーがタレント化するのではないか。アナウンサーという立場を自覚していただきたい。辞職することを最近では、卒業というみたいです。そろそろ広辞苑に載りそう。
【ラジオ】
・街中で見かけた迷惑な人を報告するコーナーがある。最近は、「電車内で座っていた女子高生のパンツが見えていた」や「外で生着替えをしていた」などと、迷惑な人を投稿するというより、お色気系の投稿や単なる会社の上司や先輩に対しての悪口の投稿が多い。明らかに下ネタの投稿が目立つ。ベッピンさんなら宜しいですが、大根足なら勘弁して欲しい。オトコの習性として目で追ってしまいますからね。そういう時は寝ます(笑)
・サンマ漁の話で「めくらめっぽう」と言っていた。リポートをしていた男性は放送に携わる者ではないので、不見識と責めることはできない面がある。しかし、番組を担当するアナウンサーやキャスターは、表現者だ。しかし訂正をするでもなく、そのまま放置していた。速やかに訂正をし、フォローするのがプロではないのか。十年一日がごとく、漫然と仕事をしているから、不適切表現があっても、プロとして速やかな対応を取れないのでないのか。固有名詞なのでOKです。言葉狩りは止めましょう。
・男性タレントが、女性の漁師がタコを採った際、タコが体に張り付いた写真を見て「タコがレイプしている」と発言していた。スタジオにいた女性出演者はたしなめるようなことを言っていたが、朝の番組にふさわしくないコメンテーターは勘弁してほしい。観たかった。もちろんタコの触手が。
【CM】
・インスタントラーメンのCMで"日本の文化"を伝えたい気持ちは理解できるが、「日本の若者はインスタントラーメンとアイドルが好き、漫画が好き」等、"日本の若者文化=オタク文化"であるかのような作りになっている。これでは、日本の若者=バカばかりということになってしまう。CMによって、日本の若者への間違った印象がつき、世論をミスリードすることにもなる。日本のヲタク文化は感慨で大変評価されているのです。あなたこそ、ヲタクをバカにしていませんか。それでは、あなたの考える「日本の若者」とはどのようなものなのでしょうか。
・あるコンビニのCMで、「近くて便利」というキャッチコピーを使っているが、店舗が1件もない鳥取、青森、高知の3県にとっては「遠くて不便」でしかない。「近くて便利」というキャッチコピーは間違っている。最近やっと四国にもセブンイレブンが出来てきたみたいです。それにしても、FCの教育が悪いのか、教育・清掃などが行き届いていない店が多い。
青少年に関する意見
【「性的表現」に関する意見】
・人気の高いバンドが音楽番組で新曲を披露していたが、性行為を思わせるような歌詞であり、卑わいなしぐさも多かった。若い視聴者も多いと思われる番組なので、子どもたちに悪影響を与えないか心配だ。サザンオールスターズらしさが戻ってきました。こうでなくっちゃ。
・盗撮事件などを報道する際に、スカート丈の短い女性の下半身を資料映像として使用しているケースを散見するが、即刻やめるべきだ。青少年への悪い影響が懸念されるほか、顔は映っていないとはいえ、下半身を撮影する行為そのものが盗撮と捉えられかねない。イメージ映像ですね。警察が、わいせつと判断されていれば、とっくの昔に規制されているでしょう。
【「暴力・殺人・残虐シーン」に関する意見】
・「イスラム国」に関する報道で、ジャーナリストなどが殺害される直前の映像が流されることがある。実際に殺害されるシーンではないが、ひざまずかされた人の横に刃物を持った兵士が立っている映像は、その後を想像させ、恐怖を感じる。そのような映像を子どもたちが繰り返し見ることの悪影響を危惧している。報道の重要性は理解しているが、もっと違った伝え方はできないものだろうか。悲惨さ、残忍さを伝えるためにだと思います。子供のために思うのは結構ですが、当の本人たちは何とも思っていない子が大半でしょう。
【「報道・情報」に関する意見】
・神戸の女児遺体遺棄事件の報道で、被害女児の同級生にまでインタビューするのはいかがなものか。ただでさえ、同級生の子どもたちは心に傷を負っており、心のケアが必要な状況だ。近隣の大人へのインタビューにとどめるべきではないか。子供にインタビューはダメです。御意。
★関連リンク
・2014年9月に視聴者から寄せられた意見
(BPO放送倫理・番組向上機構)
2014年09月12日
お笑いBPO 8月号

スコットランドが独立したら旗どうなるの?
朝日新聞の吉田調書と吉田証言のW吉田問題。台風豪雨の報道。大阪府議のLINE問題。氷水バケツ、デング熱、そして毎年恒例24時間テレビのギャラ問題など。この話が出てくると秋が恋しくなります。
番組全般
【取材・報道のあり方】
・研究所の副センター長が自殺をはかった。STAP細胞存在の可能性を主張し続けたが、心労がたたったことは想像できる。また、数日前には、この問題のドキュメンタリー番組が放送されている。STAP細胞の論文をめぐる研究所の対応にも問題はあったのだろうが、追い詰めたメディアに責任はないのだろうか。メディアの行き過ぎた取材は、こういった悲劇をうむということを肝に銘じてほしい。これだけの混乱を引き起こしたのだから報道が加熱するのは当たり前です。自殺をする可能性なんて誰にも分からない。死者になると急に擁護論にすり替わる論調は、そろそろ考え直した方が良い。
・新聞の慰安婦問題の記事訂正の問題で、ある政治家が、「国会に召致する」と発言したようだが、政治はメディアに介入するべきではない。政治家の発言でメディアが委縮してしまう。「慰安婦問題」をきちんと取り上げ解説する責任は、メディアにある。関係者を集めて国会で証人喚問をする話になってきたから、昨日の朝日新聞社長の謝罪会見になったのでしょう。しかし、福島第一原発の「吉田調書」と慰安婦の「吉田証言」を同時進行して、同じ「吉田」で煙に巻き気味の会見だった。「吉田調書」の方は完全謝罪したが、慰安婦は「吉田証言」は間違いを謝罪したが強制連行はあった、と報道ステーションの朝日新聞論説委員の恵村が、まだ居直っている。もうこれで朝日の自浄作用は期待出来ない。
・新聞が従軍慰安婦報道を訂正したことは、大ニュースだ。にもかかわらず、まともに報道する局が少ないことに呆れ果てている。あるテレビ局は、新聞の解説員を出演させながら、番組で一言も言及していない。まさに「報道しない自由」ではないか。視聴者は、こういったテレビ局の手前勝手な姿勢をよく見ている。特定秘密法案の際には、国民の知る権利を声高に訴えていたはずだ。
・地方が台風の影響で驚異的な雨が降り続き大変な状況にあるのに、東京圏に影響がないからか、通常放送のみということは、おかしい。東京圏のゲリラ豪雨や地震ならば、大袈裟に中継したり、専門家を呼んだり、視聴者提供の映像を流すなどばか騒ぎをする。あまりにも、地方と都市圏の災害時の温度差がありすぎる。通常、ローカルはローカルで報道すれば良いと思う。全国に影響を与えそうなものだけ、広島土砂災害のように全国放送すれば良いだけ。
首都圏は日本の中心地であり人口も多く、何か事象が起こると各方面への影響が多分にあるため仕方がない。取材班も多いし専門家も多く居住しているので招集をかけやすいからでしょう。
・台風接近に伴い、各局でL字の表示で台風情報が報道されていた。確かに必要な情報ではあるかもしれないが、番組を視聴する上では邪魔でしかない。台風情報のL字での表示を是とした場合でも、CM中にはそれが解除されている。スポンサーに対する配慮ばかりで視聴者への配慮は微塵も感じられない。必要な情報であると判断しているのならば番組とCMを分け隔てなく常に表示するべきである。スポンサーに配慮しCM放送中には表示しないなどというスタンスであるならば、もとより表示などすべきではない。津波情報など一刻の猶予もない告知はCM中であっても構わず表示されている。それ以外は数分の表示が無くても支障がないと判断しているのでしょう。CMは全画面で契約しているので、時刻表記などを覗いては、マイナスになるのかも知れません。それでも、気になるようだったらNHKをつけろという話。
・各局で「広島土砂災害」を報道しているが、どこの局も「避難指示を出すのが遅かった」「過去の教訓が生かされなかった」等、いかにも全ての責任が自治体にあるかのように報道している。自治体が避難指示を早く出したとしても、災害が起きなければ今度は「大げさ、騒ぎ過ぎ」と批判するではないか。テレビはどちらに転んでも批判するだけだ。各自が的確に判断することの重要性を伝えるべきだ。昔から役所を批判するのは報道機関の考えの根底にあるらしい。今回の朝日に代表されるように、この態度は自己保身のための研究成果でしょう。その方が批判の跳ね返りが起こりにくいから楽なんでしょう。
・大阪の府議会議員の問題で、コメンテーターの一人が、府議会議員の見た目に対して「キモい」と発言した。今回の問題とは関係のない、このような人格攻撃は許されるべきではない。これを許してしまっては、相手に非があれば何をしてもいいということになってしまう。これがいじめの構図で、それを放送で行うということは大きな問題だ。日テレ系の朝の情報番組「スッキリ!」のテリー伊藤の発言です。
・府議会議員がタレントの発言に対して人権侵害を申し立てたというニュースを見た。私自身、ニュースを見た際「この人、気持ち悪い」と思った。タレントの発言はとても真っ当で正直なものだ。番組内での謝罪は「必要ない」と思う。
そんな発言は居酒屋トークとか、このような何の影響も与えない個人ブログ内などでするへきの話で、例え「この人、気持ち悪い」と思っていても放送内で言うべきではなかったでしょう。
・日本の若い世代は、隣国である韓国や北朝鮮との歴史的関係を理解していない。番組で両国を取り上げるたびにナショナリストは両国を忌み嫌うようになっている。昭和の時代の人は、両国に対して行った行為に引け目を感じて過ごしてきた。しかし平成の若者は歴史を知らないため、韓国・北朝鮮の話題を取り上げると、かえってナショナリスト的風潮を助長する結果になっている。両国のことはニュースで事実を伝えるだけにするべきである。日韓の歴史認識は永久に一致する日は来ないと思う。日本とアメリカでさえ、原爆投下に関しての歴史認識が違うように。
・古物商の窃盗事件(万引き)が発生し、防犯カメラに映っていた犯人の映像を公開すると店が告知した問題で、マスコミは事の本質を掘り下げるでもなく、やみくもに「煽る」ことに終始していた。結局、警視庁の要請に従い、公開中止となったが、もっと客観的かつ冷静に報道してほしい。本人が逮捕された途端、各社が写真実名報道をしました。結局公開されるのね、と思った。
・ニュースコーナーで、窃盗犯から押収された女性用下着がこれ見よがしに陳列されていた。被害者の下着をなぜわざわざ公衆の面前に晒す必要があるのか。警察も警察だが、それをそのまま撮影し全国に流すテレビ局も、何と無神経で愚かなのか。このような放送が被害者をさらに傷つけ、辱めてしまうということがなぜわからないのか。がさ入れの結果、警察署の修練場みたいな所に並べられる成果物の品々。ブツによって被害者が特定される事はないと思いますが、お茶の間が微妙な空気になるのを防ぐためには配慮したほうが良いかも知れません。
【番組全般・その他】
・毎年疑問に思っているのだが、チャリティー番組と銘打ち、視聴者に募金を募っている。出演者のギャラが高額とも聞いている。そもそもチャリティーと謳うならば、ノーギャラが当たり前で、自発的に参加する出演者を探せばいいのではないのか。発生するギャラを各団体に寄付したほうが遥かに慈善事業になると思う。慈善事業を名目に、視聴率を稼ぐ為に行っているような気がしてならない。高額といわれるギャラをもらってる人達が私たちから募金を募るという構図が、どうにも釈然としない。日テレ事態が方針を変えるとか、募金箱を武道館などに持参する人が居なくならない限り、半永久的に続く議論ですね。
・ALSについて特集していた。支援運動として「アイスバケツチャレンジ」の賛否が騒がれている中、番組の冒頭でいきなり氷水をあびる海外セレブたちの動画が流されていた。「氷水をあびるか、100ドルを寄付するのがルール」とナレーションでの説明だったが、実際は氷水も寄付もどちらも行い、次の3名を指名するというもので、番組の説明とは異なる。病気の知識を持つことや寄付には賛同だが、氷水をあびるという危険でパフォーマンスまがいの行為を話題にすることで、本来の主旨から離れたただの悪ふざけ好きな人たちの「ネタ」になってしまっているのではないか。海外ではこの氷水をあびた消防士が重体になったと記事にもなっていたが、テレビではそのようなことは一切触れず危険だという注意もしていなかった。死亡したのは氷水をかぶって心臓麻痺を起こしたのではなくて、応用として同時に行った事で亡くなったんでしょう。死因についての説明がありません。それにしても北半球は、そろそろ涼しくなってくるので自然に沈静化してくるでしょう、
・男性タレントが街角でナンパ対決をしていた。ロケの車内から物色していて、女性に対するそれぞれの感想を述べていた。テレビ番組でナンパ対決をすることは、見ていて不快に感じる。女性を軽視する発言や、どちらがモテるのかという対決をして、それをただ流しているだけだ。最近のバラエティー番組や、お笑い番組は低俗なものが多く楽しめない。モラルがない番組が多いので、もう少し常識があるバラエティーを考えてほしい。今あえて低俗と言われている企画をやってほしいですね。昔やっていた「元気が出るテレビ」とか勢いがあったし面白かった。今はテレビ各局も色々と守りに入りすぎ。
・近頃の朝のニュースは芸能ネタの話題が多すぎる。朝は地元のニュースや天気予報を知りたいのに、芸能ネタの話題ばかり放送している。地元のニュースや天気予報などが後回しにされており、視聴者を馬鹿にしているようで腹立たしい。自分の事しか考えられない哀れな人。朝から芸能情報を知りたい人も居るだろう。需要があるからやっているのだと思います。NHK「おはよう日本」を観よう。
・「脱法ハーブ」による事件が多発し、「ハーブ」のイメージが悪くなってしまった。今は「危険ドラッグ」に変更されたはずだが、マスコミは未だに「危険ハーブ」と言っている。ハーブがすべて危険なのではない。からだや心をリフレッシュするハーブ本来の効用もきちんと放送してほしい。トルコのイメージが「ソープランド」と思われなくなったように、ハーブも何年掛かるやら。
・また夏になり、高校野球放送が完全中継されるわけだが、夏休みこども電話相談室や子ども番組の枠を潰してまで放送する必然性がどこにあるのか。また、わざわざ猛暑の時間に試合をすることは高校生にとっても酷だろうし、特に電力需要が逼迫する時間帯はテレビ放送を自粛すべきである。放送枠としては高校野球の方が歴史ありそうです。
最近、ピッチャーの投球回数についての議論がありますが、当の球児たちは「ほっといてくれ」でしょう。この甲子園に出るまで毎日毎日練習して、やっとの思いで出て来ています。最近は熱中症にならないように給水など安全面も配慮されています。延長になったらタイブレイク制にする話もボイコットに合って立ち消えしそうです。
電力需要についても震災の年こそありましたが、今はテレビよりもエアコンの方が電気食っています。エアコンも年寄りを中心に無理せず使って欲しいと告知されています。
・中堅の男性芸人の家にアポなしでゲストを引き連れて突撃訪問。両親もいる中でベテラン芸人2人の暴走がひどかった。家の壁にサインをペンで書いていたほか、床に水をこぼしながら流しそうめんをやっていた。中堅芸人の両親は芸人たちの暴走を止められず、流しそうめんも一緒になってやっていた。そして、鰻と一緒に蛇を混ぜ、故意に床に置いて「つかまえろ!」と命令していた。言われた人はつかもうとするが、凶暴な蛇を使った演出は不快だった。この番組は、自分たちよりも年齢が低い芸能人に高額な時計を買わせたり、数名の芸能人引き連れて全員の勘定を1人に払わせたりするなど、パワハラ的な企画が多いが、如何なものか。アポなしは演技です、両親も交えて前もって話をしています。何故そう言えるのかというと、もし中止になると、ただでさえ少ないタレントやスタッフの人件費が、ぶっ飛ぶだけではなく、最悪TV局のコンプライアンスまで問われて偉いさんが責任を取ることになるからです。そんな危険なアポなし企画は、現在では許可が出ません。
・猛暑で蚊が消えたというコーナーで、蚊の数を検証すると称し、担当ディレクターがわざわざ藪に入り、足を蚊にさされるという人体実験をしていた。だが蚊の数を確認するなら専門家とともに補虫するなど、ほかの方法があるはずだ。おりしもこの日はデング熱の数十年ぶりの国内感染を厚労省が発表した日だ。ディレクター自身がデング熱に感染する危険もあるし、感染を拡大させる可能性だってある。ただ面白そう、というだけで蚊に刺される人体実験は、後先を考えない不適切な取材だと思わざるを得ない。結果論ですね。放送時、デング熱は代々木公園だけとの報道でした。ただタイミングとして、ふさわしくない内容だったと思います。
【ラジオ】今やラジオでしか出来なくなったバカバカしい企画ですね。ラジオは、もっとアングラな存在であるべきです。
・内容が下ネタばかりで聞くに堪えない。今は夏休みで子どもが聞いているのに「女の子をラブホテルに誘う『名ゼリフ』」を募集している。青少年の非行を助長する内容だ。その上、芸人のリポーターが毎回酒を飲んでリポートしている。共演者から「酒臭い」などの苦情もあるのに、改善されない。飲酒をやめさせるか、番組を降板させるべきだ。
★関連リンク
・2014年8月に視聴者から寄せられた意見
(BPO放送倫理・番組向上機構)