ささやんにっき

心、奪われる。

　お正月になると何処かの神社かお寺が忘れましたが、百人一首を目にも留まらない早さで、はじき飛ばしている光景が流れていますね。羽織袴で真剣な表情で、自陣と敵陣に並べられたカルタを取る、アレです。今回は、その部活「競技かるた部」が舞台です。

　姉がモデルという主人公は「綾瀬千早」。美人なのに、しゃべったり動くと台無しという「無駄美人」と言うウワサ。
　かるた部を作ろうとチラシを掲示したり．．．でも皆、反応薄。

・ヲタは、
・お断りよ！






・マジメな部居募集。
・何もしなければ美人なのに。。。






・怒られてやんの。
・ホゲーーーーー。







　意気消沈していると小学校の時の友達だった太一くんが目の前に。偶然同じ学校だった事で元気を取り戻す彼女。すっかり昔の事を思い出し、事情があって引っ越してしまったもう一人の友人・新(あらた)の事を話し出す。

・もちろん内容は百人一首。渋すぎる女子高生。
・ちわっーす！






・幼なじみなので遠慮知らず。
・いきなり彼女持ち発覚。






・たぶん嫉妬じゃなくて「お母さんに内緒で、もう。」的な感じ。
・小学校の頃を思いだした。







　てっきり高校生編から始まると思っていましたが、小学校の時のエピソードは外せませんね。深くはやらないかと思いますが、昔話をしばし。。。

・小学生の太一くん。
・この頃は女子の方が強かったりする時期。






・クラスで仲間はずれにされていた新くん。


　




　思った事を直ぐに口に出てしまう性格。綿谷くんが新聞配達しているのを大声で言ってしまった。

・姉の記事が載っているので朝刊を待っていた千早ちゃん。
・新くんは、家の事情で新聞配達をしていました。






・千早ちゃんのお姉ちゃんが新聞に出ている。
・そのためだけに起こしたら怒られた。






・新聞配達の事、バラシてもた！







　いつも着ている服が同じ、靴下に穴が開いていたなど、転向してきたから訛りがあるetc　彼は、クラスで浮いていました。
　しかし千早は、そんな事はお構いなし。ただ、百人一首を全て覚えたことに事に対して、彼に興味を持ちました。

・給食もひとりぼっち。
・思い切って、声を掛けてみました。






・新くんを倒す太一。これは嫉妬ですね。
・千早ちゃんが新くんをかばう、思いがけない展開に。たじろぐ太一くん。







　服が汚れたので学校に近い方の新くん家に避難。アパート住まい。

・思わず「ボロイ」と口走ってしもた。アンタ将来、客商売むつかしいかも(笑)
・ココで人生訓。「夢は自分の事に持ちなさい」 by 新






・キタコレ！
・戦闘配置完了。






・勢い余って、
・刺さった(笑)　ある種、凶器！






・まるで、技のデパートや！　by彦麻呂
・手前にあるのに取られた。






・この札の上の句に「ちはやぶる〜」が入る。これを見たら「ちはや」に見えるらしい。






・これは軽くコクってるとも受け止められない発言。恐るべし万葉人。
・オカン帰宅。女の子の連れ込みにビックリ！　お芋ふかそか？








　新くん。いわゆる「ブロック」って技も使っていましたね。上の句の途中まで同じ札が複数あるので、続きが分かるまでバリアを作ってキープ。それで合っていれば手のひらを付けて「ハイ」。違ったら位置を覚えている札を狙いに行く高等テクニックらしいです。そんな知っている人だけが分かるシーンもありました。なかなか濃い〜です。
　この小学生編。コミックでは第１巻から第２巻の巻頭部分までです。これを観てすっかりトリコになってしまった人は是非読んでみて下さい。もっと話を掘り下げていますよ。もっと感動します。

ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)　【AA】
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(にゅーあきばどっとこむ)

P.S
　これを観ている時に、大阪の千早赤阪村で震度３。偶然すぎる。。。

　私もお正月になれば、家族とか近所の友人を集めて小倉百人一首をやりました。ただ、読み上げるのはラジカセ任せ。読み上げる順番を覚えてしまっていたので、ズルイとよく言われました。もしＣＤ版だったらシャッフル出来るのでそんな事はなかったでしょう。そんな事は、どうでもイイですけどね。