2006年12月24日

ユーザー車検に行きました。【長編ドキュメント】

 めずらしく車ネタ、そしてかなりの(感動?)長編ドキュメント。なるべくかみ砕いて表現しているつもりですが、車に興味がない人は、全然分からないと思うので今日はパスして頂いてイイです。
 また、読み始めたら最後まで読んで下さい。この件について免責事項が書いてあります。
 さて始まり。

 先日、車検がこの12月に切れるので国土交通省神戸運輸監理部兵庫陸運部という長ったらしい名前の役所に行ってきました。
 自家用車に乗っている人は2年に1回(新車は3年)は、必ず車検を受けなければなりません。ほとんどの人は、車を買った所(カーディーラー)や、オートバックス・イエローハット、街の整備工場などの専門業者に頼むのですが、自分で車検場に車を持ち込んで自分で検査をしてしまおうというのが「ユーザー車検」と呼ばれるものです。
 早く言えば車検代が安くつきます。なんせ車に故障が掛ければ、必ず係る費用(税金・自賠責保険etc)以外は、検査料(小型車なら1,700円)で済ませることが出来るからです。
 もちろん整備業者に頼めば全てやってくれますから楽です。しかし、次の車検まで車の性能を維持する責任がありますので予防保守をされます。具体的には、まだ使えるんじゃないかと思われる物まで交換されることがあります。結果、整備費が掛かってしまいます。そこに車検は高いというイメージになってしまうんです。
 
 それに対してユーザー車検です。自分で車検場に車を持ち込んで検査をします。必要書類も自分で揃えて、自分で検査ラインに乗せ性能試験を行います(分かりやすく言うとセルフサービス)。つまり、整備工場の人がやる事を全て自分で行います。だから安く付くのです。
 しかし良い事ばかりではありません。当然、整備の全責任は車の所有者である私に掛かってくることになります。提出する書類の「整備者」の欄には、自分の住所と名前を書くことになります。

 とにかく専門業者がやることをすべて自分でやるので、ちと手間です。しかし、自分で通した時の達成感は格別です。マニュアル本なども出ていますのでチャレンジしてみて下さい。もし自信が無かったり、自分で出来ないと判断したものは整備業者に任せればいいと私は考えています。
 
 以下、私の場合です。受験マニュアルではありません。あくまで参考に。)

1.事前整備・・・目視確認をした。
  ・車体に変化がないか、ガラスに異常はないか。
  ・タイヤに損傷がないか。ボルトはしっかり締まっているか。そして溝の確認。
  ・灯火類が切れていないか(方向指示器、ハザード、バック、スモール、ブレーキ)。
  ・クラクションは鳴るか。
  ・ウォッシャー、前ワイパーの動作。
  ・発煙筒の有効期限(見られることが、たまにある)。
etc

2.事前準備
①自賠責保険の更新
 近くのJA農協で共済更新。損保会社の代理店などでも出来ます。
②検査の予約
 パソコン、携帯の画面から予約出来ます。
③税金(重量税)、検査料の準備
 車によって金額が変わる。
ホイールカバーを取り外しておく
 タイヤのボルトを検査するため。案外忘れがち。

車検に先立って、近くで用事があったのでちょっと寄ってみた。
・国道43号線を走っていたら看板が見えて来ます(R43、瀬戸交差点)。そして、神戸ナンバーの元締め、兵庫陸運局です。
【車検】1【車検】2







・ナンバーの発行を待つ車。某アニメに出てくる「とうふ屋」の車と同型車か?
【車検】3【車検】4







・ゴミ収集車は、特種用途自動車(8ナンバー)になるので、検査を待ってます。(尼崎市の車ですね。)
【車検】5







・ラインが止まっている時間に撮しました。後日ここのラインに並びます。
【車検1】10【車検1】11







・せっかく来たので、申請用紙類(※)を購入。重量税も払いました。ついでに、リサイクル券(法律が再生されてこんなものが入るようになった。用紙を売っている所の横の自動発行機で発行し、その横で手数料を払う。) ※リサイクル券については、新規はもちろん、継続検査も強制購入により全ての車に備え付けられているようになりました。
(右の写真、継続検査申請書(左上)、自動車検査票(右上)、点検整備記録簿(左下)、自動車重量税納付書(右下)
【車検】7【車検】8







 とりあえず、家に帰ってゆっくり書こうっと♪(ちなみに検査当日、受付前で書いても構いません。)



3.検査当日
 事前にネットで日時を予約。(持って行く物は、事前に書いた上の書類一式、自賠責保険書(現行の物と今回更新した物の2枚)、車検票(車に絶対積んでます。積んでないと罪)、自動車税納税証明書(一番新しい物)、現金。そして、書類が多いのでバラバラにならないように袋かバインダーにまとめる。(私は、リブレットの袋にした。そんな事どーでも良いか...。)
【車検1】9








・まず、「③検査受付」という所に行って、書類をチェックしてもらう。そして、申請用紙類(※)を買いに行って、もう一回戻ってくる。(私の場合は、先日買って納納税し、記入済みの為パス)初めてって人は、ビデオを見るように進められる。
 そして書類関係が、すべてOKだったらコースにGO!です。
【車検2】1







第1関門 灯火類、ワイパー・ウオッシャー、車体番号の確認
①右ウインカー、左~、ハザード、バック、クラクション、ウオッシャー、ワイパーを係員の指示に従い操作(声が聞こえるように窓を開けておく)。
②タイヤのビスが緩んでないかハンマーで叩かれる。

③たまに、発煙筒などの設置義務品の設置状況など確認(抜き打ち)。

④係員に書類を渡し、ボンネットを開けて車体番号を確認してもらう。
(2回目、3回目の再検査の際は、回数の欄にチェックされる)

・車検を受けるため、プロたちに混じって列に並びます。検査は流れ作業です。検査場に入る前におじさんに書類を渡し確認してもらう。
【車検2】2【車検2】3








・いよいよ検査場のラインに進入。上の所に、次にすることが指示されるので、その通りしていきます。悠長に写真を撮ってたら怒られそうなのでこの1枚のみ。
 写真は、第2関門をしてる前の車。(ユーザー車検、初めてだったのか? かなりモタモタしていた)
【車検2】4








第2関門 各種検査
 慌てる必要はありません。どうすれば良いのかは全て上の表示に指示が出て来ます。

①サイドスリップ
 車を白線に沿ってゆっくりと進入(AT車ならアクセルを踏まないでクリープだけで進めば良い)。そこを車全体が通過し切るまでハンドルを切らない。

①ブレーキ前輪
 検査前にFF車だと申請ボタンを押す。ドラムに前輪を真っ直ぐ乗り上げる。後は上の表示の指示通りにする。
②ブレーキ後輪
 ドラムに後輪を真っ直ぐ乗り上げる。後は上の表示の指示通りにする。

③スピードメーターの検査
 駆動輪(FF車なら前輪なので少しバックする)をローラに真っ直ぐ乗せ、垂れ下がっているボタンを右手に持ち左手はしっかりハンドルを握る。そして、ゆっくりとアクセルを踏みこみ、メーターを見ながら40Kmの時にボタンを押す。

④自分で記録器に用紙を差込み記録する。

第3関門 ヘッドライトの検査
①Hiにします。あとは機械が自動的にライトを測定。

②自分で記録器に用紙を差込み記録する。


第4関門 下回りの検査
①所定位置に行ったらエンジン停止。

②おじさんに下から覗かれます。イャン~。

③「ハンドルを左右に振る」と表示されたら、そうする。

④用紙を機械に差し込み、記録する。


第5関門 排ガスの検査
①マフラーに検査棒を入れます。

②用紙を機械に差し込み、記録する。

※第2、第3関門が自動化している第2ラインもありますが混んでます。

 そして、最後にブースのおじさんの所に書類を持っていき総合審査。ダメだったらその理由について係員よりアドバスをもらいます。
 合格したら「合格印」がもらえます。車を駐車場に停めて、最初に書類審査をしてもらった横のブースに書類一式を提出。そこで新しい車検証と車の前面ガラスの上に貼るシールをもらって終了です。

 しかし、私はヘッドライト右の向きが不合格。近くのテスター屋で調整してもらおう思ったら、8/末でテスター営業を終了したとのこと。ほかに知っている所がないので、近くのスーパーオートバックスで調整(片方のみで1,050円)。
 そして再検査。ライトのみ検査して晴れて合格。サクラサク~。
(検査済みで合格している所は、ハザードを付けながら通過する。)
 なんしか、上の電気掲示版の指示に従って下さい。

・うちのピロがもっているのが例のシール。再来年まで有効。自分で車に張る時って何か達成感がある。
【車検2】5







 以上は12月現在、神戸でのことですが全国どこでも、だいたい同じものだと思います。
 なお、何度も言いますがユーザー車検は「自己責任」。定期点検をする前に、車検を受けることが出来る「前検査」も出来ますが、しなかった場合は車検後に必ず検査をして下さい。自信がない人、自分で出来ないところがあればプロに頼む。それだけは守って下さいね。


補足・・・ロングライフクーラントの交換

 車検後に自分でするのが恒例行事にしています。だって2年ごとの交換が望ましいというので、これなら忘れません。
 車検からの帰りは、車検場近くのオートバックスでロンクライフクーラント錆止め入り(1,500円、車齢が高いので錆止め剤入りのチト高いヤツ)を買って、ラジエターの水をペットボトルで4,5回交換しながら帰ってきた。
 そもそも、ラジエターの内部構造は複雑なので、ラジエターキャップを取ってホースを突っ込むだけじゃ全量交換出来ません。この点、ほとんどのメンテ本がこの様な解説をしています。
 しかし、そのままではサーモスタットが閉じて、循環しないので前のLLCがどうしても残ってしまいます。
 だから、私が行っている方法。水を入れてしばらく走って、湯になって循環した頃合いに交換する。それを繰り返していって徐々に元のLLCを薄めていってます。排水口から出る湯の色が無くなってきたらほぼ交換が終わったサインです(だいたい、4,5回繰り返す)。
 車にペットボトル6本くらいに水道水を入れて積んでいくと道端で作業出来るので便利です。また、軍手だけではやけどをする可能性があるのでコックを抜く場合は、ビニール袋の上から作業すると良いと思います。(私の場合は、排水受け用の背が低いバケツ等を用意。排水したものはペットボトルに入れてオートバックスに持っていって処理してもらってます。)

【免責事項】
この記事に関してあくまでも私個人の日記です。
万が一この記事を元に損害、被害を被った場合でも文責は取りません。
あらかじめご納得、ご了承下さい。

P.S
2009年12月 上記からの変更点
・重量税、自賠責保険、申請用紙代など額が変更。
・近畿陸運協会兵庫支部が建替完了。
・検査は3回までに制限。それ以上は追加費用が掛かる。

2010年11月29日 予約方法の変更(12/15から実施予定)。
2012年12月10日 色々と変更。


クルマのメンテナンス [単行本(ソフトカバー)]
クルマのメンテナンス [単行本(ソフトカバー)]
【AA】


☆関連記事
最新版 ユーザー車検に行ってきた。 (2012/12/15)

★関連リンク
自動車検査インターネット予約システム (国土交通省)

自動車の検査と登録・目次ページ (国土交通省 神戸運輸監理部)

庁舎のご案内 神戸運輸監理部 魚崎庁舎 (自動車関係) (国土交通省 神戸運輸監理部)






このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

トラックバックURL (クリックで選択)

この記事へのコメント

1. Posted by ななし   2006年12月25日 16:37
ゴミ収集車は、「特『種』用途自動車」ですね。
2. Posted by SASAYAN☆   2006年12月26日 01:50
誤字のご指摘ありがとうございます。

この記事にコメントする

名前:
URL:
 
 
Weather & Traffic information




札幌 仙台 新潟 東京 名古屋 金沢

大阪 神戸 広島 高知 福岡 那覇

雨雲レーダー 降水ナウキャスト 天気図

台風 地震速報 警報・注意報 紫外線

PM2.5予測 花粉 黄砂 洗濯

列車運行状況 (関東)(近畿)(新幹線)

JARTIC (交通情報)

電力9社の電気利用状況
Archives
記事検索
Recent Comments
Information
crescentlove@gmail.com(メールを送る時は@を小文字にして下さい。)
SINCE June 2005
management by SASAYAN☆

免責事項 引用について
協力 西宮:すなふきん氏、P氏,
石川:ラヂオランチ氏,茨木:なおっち氏,
北多摩:なおと氏,東京:ミハエル氏
(おそらく年功序列順)

・相互リンクを随時募集中です。

English Here 这边中文版 한국어



Counter
05/12/04 0
05/12/31 235
06/02/09 1000
06/04/10 3000
06/05/27 5000
06/07/05 10000
06/11/27 30000
07/03/13 50000
07/11/13 100000
08/12/26 200000
09/06/24 300000
10/06/01 400000
11/03/05 500000
11/10/17 600000
12/07/13 700000
13/09/12 800000
16/05/23 900000



QLOOKアクセス解析 にほんブログ村 アニメブログへ にほんブログ村 アニメブログ 深夜アニメへ にほんブログ村 アニメブログ 萌えアニメ(ノンアダルト)へ 人気ブログランキングへ フィードメーター - ささやんにっき